2016/07/09

第2回アイン朝市

雨降りの中始まった第2回アイン朝市。
お越しくださったみなさん、ありがとうございました。

今日は雨だとわかっていたのにカッパを忘れ、水もしたたるイイ女どころか、泥ネズミのようになってしまった高瀬です。「美しい菜っぱ」と書いて「美菜」と言います。イタリア人風に「ミーナ」と名乗りますので、どうぞよろしく!



さて、今回のアイン朝市。「雨でもやりますか?」というお問合せを何件もいただき、「やります」と強気で答えていた私たちでしたが、内心ひやひやしていました。お客さん来てくれるんかなあ。トウモロコシ120本も仕入れたのに、全部売れるんかなあと。


そんな心配をよそに、7時過ぎ頃からお客さんが来てくれました。続々と。小山農園(稲美町)の小山さんが朝7時半頃に届けてくれた朝どりトウモロコシ約120本は、あっという間にお客さんの手に渡り、10時前後に完売。



みなさんには、生の状態や茹でたてのトウモロコシを試食していただきました。一口食べた瞬間、「あまーい!」と目を丸くする、その姿を見るのがもう嬉しくって。深夜から一人で何時間もトウモロコシの収穫をしてくれた小山さんに、みなさんの声を全部届けたいって思いました。


よほどおいしかったのか、試食用の茹でたトウモロコシ6切れを前に「これ全部食べたーい!」と言ってくれた少年もいましたよ。子どもたちの舌って本当に正直だ。



そういえば、今日はブルーベリーを2種類仕入れていたんですが、1つは甘みが強く、1つは酸っぱめだったんです。ほとんどの人が「甘い方がいい」と言う中で、「酸っぱいのが好き」と言っておいしそうに試食してくれたのは、全員小さな子どもさんでした。

幼い頃に「好き嫌いせず食べなさい」と言われるのは、できるだけいろんなものを口にして、世の中には「甘い、辛い、酸っぱい、しょっぱい、苦い」という味覚があることを知っておくといいよ、ということなんかもしれないなと、ふと思いましたね。


10時半頃、小山農園の小山さんが再び市場に来てくれました。「雨だから、売れ残ってるんじゃないかと思って」と弱気の発言。いやいや、とっくの昔になくなっちゃいましたよー。その場で「来週は200本仕入れできますか?」とお願いしておきました。2週連続、トウモロコシ祭り決定!

売り切れといえばこちらも早かった。限定30食のホットドック。雨降りだったので多めに準備していなくてごめんなさい。この朝市、私たちスタッフもお客さんとワイワイお話ししながら、一緒に朝ごはんを楽しめたらいいなあと思っていたんですが、おかげさまで毎回すぐ完売。今のところ、スタッフは水や炭酸で胃を満たしてます。フードメニューも少しずつ、充実していこうと計画中です。

 

今日は密かにトマト祭りも開催していました。ヤスオ農園(神戸市西区)の王様トマトや、スタッフの家族が20年以上丹精込めて作り続けている無農薬のミニトマト、知る人ぞ知る高見農園(加古川市)のトマトケチャップやトマトピューレなどが勢ぞろい。


週末ガーデナーのEINSHOPスタッフが寄せ植えしたお花も、市場に彩りを添えて。


今日はビルケンシュトックやキーンなど、サンダルの販売も行いました。お気に入りの一足と出合えたでしょうか?


雨の中でもテントの下は大にぎわい。加古川だけでなく、高砂・姫路・小野、中には西宮からお越しの方もいらっしゃいました。お仕事前に立ち寄ってくれた方もいて、ありがたい限りです。

土曜の朝のたった数時間のために、あーだこーだとみんなで相談しながら、それぞれの持ち場を充実させようと駆け回るのは、なんだかお祭りの準備にも似ています。楽しさと心地よい疲れが混在した感じ。でも、朝市のにぎわいを見ると「また来週もがんばろう」って思えてくるから不思議です。

早起きは苦手。だけど、朝市でみなさんと言葉を交わせるのはとても楽しい!


来週のアイン朝市は16日(土)の午前中に開催します。3連休の初日、バーベキューにぴったりの野菜をたくさん仕入れてみようかな。なんならこの朝市で、みんな一緒にバーベキューパーティーやっちゃいますか!(注:ミーナの勝手な妄想です)

最後に、今日の発見。トウモロコシの赤ちゃん「ヤングコーン」はヒゲがおいしい!皮付きのままストーブの上で焼いて食べてみると、実よりヒゲの方が甘くてびっくりでした。