でも、必要以上に物を買わない生活を経てめぐりあえたセーターや帽子は、今の自分にぴったりというか、よく似合っている気がします。1年前だったら、きっと合っていなかったかもしれない。
物を増やさずに生活することは、一見不便なようですが、今の自分には何が必要で何が不要なのか。とてもよくわかるようになりました。やってみて思ったのは、この作業って、物というより自分と向き合うってことなんですよね。
今これは必要?今でもこの服は似合ってる?そう問い続けながら常にフォーカスしていたのは、過去でも未来でもなく「今の自分」。
その結果、1年前なら買わなかっだろうセーターを手に取りワクワクする、そんな「新しい自分」に出会えたわけであります。
「人は変われない」と言う人もいるけれど、本当にそうかなあ。そう思って動かせなくなっているカチカチの頭をやわらかくするには、不要なものを整理する「断捨離」をしたり、身体を使って薪割りしたり、手間ひまかけて料理したり…。
とにかく「今この瞬間」を大事にして、目の前のことに集中することが有効なんじゃないかなと思う今日この頃です。
前置きがとっても長くなりましたが、この「手間隙かけて料理をする」ということをこだわりの道具を使って体験してもらったのが、先日のアインオープンデパートで行った、スタッフ・サチコさんのワークショップでした。
1日2回の全6回。土鍋で新米を炊き、自分で鰹節を削り、焼網で野菜を焼いて、お汁を作る。最後にみんなで「いただきます」と味わうところまでがワークショップの内容でした。
使った土鍋、焼網、食器はすべて、EINSHOPで取り扱っている選りすぐりの商品です。
鰹節って、削ったことありますか?昔、宮沢りえ主演の映画「オリヲン座からの招待状」の中で、りえさん演じる主人公が鰹節を削るシーンがあったんです。その所作の美しかったこと。あの映画を見て以来、鰹節を削ることが密かな憧れでしたが、今回ついに削ることができました。
最初は短いクズのようなものばかり量産していた私も、何度か挑戦するうちに、クリンと巻けるくらい適度な長さのものを削れるようになりました。みなさん、うまく削れたかな?
焼網の上でじっくり焼いた油揚げや白ネギ、エリンギは「真鯛のだし塩」を溶いて作った出汁の中に入れ、上品なお汁の完成。
実は私、野菜の中でどうしてもネギだけが食べられないまま大人になってしまったんですが、この白ネギは甘くてペロッと食べられました。焼網でじっくり焼くと、香ばしさが加わるからかなあ。とても食べやすくて。
アイン朝市でも、「水菜って好きじゃなかったけど、ここで買った(都倉農園の)水菜はおいしいかったから、食べられるようになりました」と報告してくれるお客さんがいたんですが、私も今回のワークショップで白ネギを克服できました。
素材のおいしさはもちろん大事ですが、それをどうやって調理するか?使う道具1つで、味わいもグッと変わるということを体感しましたね。
1回6人限定のワークショップ。手前味噌で恐縮ですが、スタッフ・サチコさんのセンスが光るテーブルコーディネート、とっても素敵でしょ?
さあ、ご飯が炊けました。土鍋で炊くと、底の方におこげができておいしいんですよね。
ついに完成です!
まるで家族で食卓を囲むように、お客さん同士会話をしながら、食事を楽しんでいらっしゃいました。
こだわりの調理器具で丁寧に作り、器を愛でながらご飯をいただく。それだけで、いつもの和食もご馳走に変わります。しかも外で、風を感じながら食べるのってとびきり楽しい!
余ったお汁をご飯にかけて味わう人もいました。おいしそうですね~。
このワークショップを企画した時、事務所の前にテントをはって、スタッフ6人でシュミレーションを行いました。お客さんが体験したのと同じように料理を作って食べてみたんですが、おしゃべりしながらご飯を炊いたり、野菜を焼いたり、盛りつけしたり。自分の分だけ作って食べるなら「面倒くさいな」と思ってしまいそうなことも、みんなでやると楽しくて。
ご飯はひとりで食べるより、みんなで食べる方が絶対おいしい。そんなことも再確認できました。
前置きがとっても長くなりましたが、この「手間隙かけて料理をする」ということをこだわりの道具を使って体験してもらったのが、先日のアインオープンデパートで行った、スタッフ・サチコさんのワークショップでした。
1日2回の全6回。土鍋で新米を炊き、自分で鰹節を削り、焼網で野菜を焼いて、お汁を作る。最後にみんなで「いただきます」と味わうところまでがワークショップの内容でした。
使った土鍋、焼網、食器はすべて、EINSHOPで取り扱っている選りすぐりの商品です。
鰹節って、削ったことありますか?昔、宮沢りえ主演の映画「オリヲン座からの招待状」の中で、りえさん演じる主人公が鰹節を削るシーンがあったんです。その所作の美しかったこと。あの映画を見て以来、鰹節を削ることが密かな憧れでしたが、今回ついに削ることができました。
最初は短いクズのようなものばかり量産していた私も、何度か挑戦するうちに、クリンと巻けるくらい適度な長さのものを削れるようになりました。みなさん、うまく削れたかな?
焼網の上でじっくり焼いた油揚げや白ネギ、エリンギは「真鯛のだし塩」を溶いて作った出汁の中に入れ、上品なお汁の完成。
実は私、野菜の中でどうしてもネギだけが食べられないまま大人になってしまったんですが、この白ネギは甘くてペロッと食べられました。焼網でじっくり焼くと、香ばしさが加わるからかなあ。とても食べやすくて。
アイン朝市でも、「水菜って好きじゃなかったけど、ここで買った(都倉農園の)水菜はおいしいかったから、食べられるようになりました」と報告してくれるお客さんがいたんですが、私も今回のワークショップで白ネギを克服できました。
素材のおいしさはもちろん大事ですが、それをどうやって調理するか?使う道具1つで、味わいもグッと変わるということを体感しましたね。
1回6人限定のワークショップ。手前味噌で恐縮ですが、スタッフ・サチコさんのセンスが光るテーブルコーディネート、とっても素敵でしょ?
さあ、ご飯が炊けました。土鍋で炊くと、底の方におこげができておいしいんですよね。
ついに完成です!
まるで家族で食卓を囲むように、お客さん同士会話をしながら、食事を楽しんでいらっしゃいました。
こだわりの調理器具で丁寧に作り、器を愛でながらご飯をいただく。それだけで、いつもの和食もご馳走に変わります。しかも外で、風を感じながら食べるのってとびきり楽しい!
余ったお汁をご飯にかけて味わう人もいました。おいしそうですね~。
このワークショップを企画した時、事務所の前にテントをはって、スタッフ6人でシュミレーションを行いました。お客さんが体験したのと同じように料理を作って食べてみたんですが、おしゃべりしながらご飯を炊いたり、野菜を焼いたり、盛りつけしたり。自分の分だけ作って食べるなら「面倒くさいな」と思ってしまいそうなことも、みんなでやると楽しくて。
ご飯はひとりで食べるより、みんなで食べる方が絶対おいしい。そんなことも再確認できました。
サチコさんのワークショップ、参加してくださったみなさん、ありがとうございました!今日も明日もその先も、ずっとおいしくご飯を召し上がってくださいね。