2016/10/27

朝採り野菜&ハチミツが登場

今日は夕方から急に寒くなりましたねー!それなのに、なぜかアイスを3つも買ってしまったミーナです。ブルブル…。

さて、今週のアイン朝市まであと2日。今回も新しい野菜や果物が続々と登場しますよ。 


いち押しは、加古川産の朝採りブロッコリー。採れたてホヤホヤのものを20株、生産者さんに届けていただけることになりました。

ブロッコリーは丈夫そうに見えて傷みやすい野菜なので、買ったその日に一口サイズに切り分けて、茹でてから冷蔵、または冷凍しておくのがおすすめです。

私は茎が好きなんですが、これだけ茎が長いブロッコリーってなかなか手に入らないので、すごく嬉しい!スティック状に切り分けて、茹でてマヨネーズをつけて食べるとおいしそうやなあ…。


最近ありがたいことに、お気に入りの野菜を目当てに買いに来てくれるお客さんが増えたので、人気の小松菜・水菜・ルッコラ、そしてハンサムグリーンレタスの仕入れを増量しました。

いつも売り切れで買いそびれていたみなさん、今回こそは、お家でおいしく召し上がっていただけますように。

(写真)ヤスオ農園提供

上の写真は、先週から仕入れているヤスオ農園(神戸市西区)の「エンダイブ」。花が開くように、360度に葉を広げる野菜なんですって。ちょっと苦味があるけれど、サラダに使うとアクセントになり、高級感が出ますよ。

あとは、兵庫県下で数少ない産地とされている姫路のレンコン、里芋、かぶらなども初お目見えです。


この梨は、先週から仕入れている「王秋」という品種。この前の朝市で試食したら、ジューシーで食べごたえがあり、大好きになりました。今週も入荷予定です。


アイン果樹園からは、大人気の柿「太秋」に加え、新しく渋柿と富有柿(ふゆうがき)が登場します。

渋柿をお買い上げいただいた方には、無料で渋柿作り用の紐も差し上げますよ。


そして、この秋最後のブドウも赤穂から届く予定です。


今回初めてリンゴも仕入れてみました。卸売市場のお兄さんたちいち押しの「シナノスイート」。

「甘くて一番おいしいっすよ!」と聞いたら、食いしん坊ミーナ、買わずにはいられません。

最後に、今回のとっておき情報を一つ。稲美町の若手養蜂家、『ハニハニ』の本岡さんが、ハチミツ(百花蜜)の試食・販売をしに来てくださることになりました。


元々、果樹の栽培に携わっていたという本岡さん。職場で蜂を利用しての受粉作業を行ううちに、人間を攻撃することなく飛び回って働く蜂を「かわいいなあ」と思うようになり、養蜂家を志したそうです。

ハチミツは蜜源が同じでも、蜂が蜜をとる時期によって、色や風味が少しずつ変わっていきます。奥が深くて、知れば知るほどおもしろい。そしておいしい。本岡さんのハチミツ、この機会にぜひ味わってみてくださいね。

今週末は冷え込みそうですので、どうかあたたかくしてお越しください!お待ちしてまーす。

★アイン朝市の開催場所や出店者の詳細は、こちらのページでご確認ください→http://www.einshop.jp/hpgen/HPB/entries/282.html

2016/10/23

第14回アイン朝市

朝から筋肉痛のミーナです。脚の付け根が痛〜い…!実はきのう、朝市の後に自宅の近所で稲刈りをしたんですよ。小雨降る中、約4時間。


数カ月前、西宮で開かれた食に関する映画の上映会で、ある一人の女性と隣り合わせたことが全ての始まりでした。

その方は箕面在住なのに、祖父母の遺した加古川の田んぼで、数年に一度、一人で米作りに挑んでいるというのです。

聞けばその田んぼは、私の家のすぐ近く。「一人で、しかも手で稲刈りだなんて〜!」と驚き、稲刈りを手伝うことを約束。きのうついにその日を迎えたのでした。

このお話、長くなりそうなので、また近々ブログに書きますね。


さて、22日(土)のアイン朝市。お越しくださったみなさん、ありがとうございました。きのうは閉店する11時頃まで、空気がずっとひんやりしていましたね。


子どもたちはニット帽をかぶり、オシャレも寒さ対策もバッチリ。


もうすぐハロウィンということで、きのうの朝市では、カボチャでランタンを作るワークショップを開催しました。

子どもたちも上手にカボチャをくり抜いていましたよ。


これ(写真下)は大人作。お家で
灯りをともすと、どんな感じになりましたか?また感想聞かせてくださいね。


今回の朝市では、アイン果樹園(神戸市西区)で収穫したばかりの太秋柿とみかんを販売しました。


1カ月ほど前から、ほぼ毎週太秋(たいしゅう)という柿を販売してきましたが、この日届いた太秋は形が大きく、渋みが抜けて甘さが際立ち、シャキシャキとした食感も楽しめるという最高のバランスでした。

この柿の魅力を知るお客さんは、試食した後「こんなに大きくておいしい太秋が150円で買えるの?」と目を丸くして、カゴいっぱいに買ってかえられました。

来週以降も、柿やみかんが届く予定なのでお楽しみに。


9時頃にはすっかり売れてしまったのですが、オープンしたての7時台には、いつもたくさんの野菜をそろえています(写真下)。
 

写真に写ってないところにも、他の野菜や果物を並べているので、これはごく一部ですが。

たくさん売れ残っても困るけど、閉店間際に来られるお客さんにも、できれば豊富な品揃えの中で買い物を楽しんで帰ってほしい…。そんな思いで、仕入れる量を決定する時はいつも悩ましい今日この頃です。


神戸市西区の果樹園「甘果園」から届いた梨「王秋(おうしゅう)」は、大きくて甘くて、とってもジューシーでした。

夏に採れるみずみずしい梨たちも良かったけど、秋に採れる果物って、味に深みが増すというか、なんとも食欲をそそる魅力がぎっしり詰まっている感じがするんですよねえ。

これは私が説明するより、食べて感じてもらう方がいいと思うので、試食で体感してみて下さいね。
 

出店者のCAFE MEMEさんは、ハロウィンにちなんだクッキーを携えて登場。食べるのがもったいなーい(…と言いつつ、きっとひと口で食べちゃう)。


ラ プロヴァンスさんのカボチャのスープ、私たちスタッフも久々にいただきましたが、スープの温かさと味わいが身にしみて、幸せな朝のひと時を感じることができました。土居シェフのスープはとにかくうまい。この一言に尽きます。


アインカフェでは、コーヒーが苦手という方のために、今回から紅茶をご用意しました。


パタゴニアのアウターも登場。


先週、カフェスペースのテーブルにかけている布に注目してくださったお客さんがいて、「買えますか?」とお問い合わせがあったので、今回はオリジナル生地も販売しました。


先週初めて、神戸新聞に朝市に関するチラシを折り込んだ影響か、オープン前からお客さんがお越しくださり、7〜8時台が一番にぎわっていた今回の朝市。


10月いっぱいは7時にオープンしますが、11月からは営業時間を8〜12時に変更します。

少しずつ寒くなっていくこれからの季節。ひざ掛けをご用意したり、薪ストーブを焚いたりする予定なので、今後の朝市もどうぞご期待下さいね!



2016/10/20

ひと足早くハロウィン気分♪

10月31日はハロウィンですね。…と書いてすぐ、頭の中を駆けめぐる「ハロウィンって何や?」という疑問。ヨーロッパを起源とするお祭りだそうですが、私の勝手なイメージは「仮装した子どもたちが家々をまわると、お菓子をたくさんもらえる日」。

そして、次に思い浮かぶのがこのカボチャ。



上の写真はカボチャに黒いシールを貼っただけのお飾りですが、今週末の朝市では、中にロウソクやライトを入れて灯りがともせる「ジャックオランタン」を作るワークショップを限定10組(2,500円)で開催します。

ついさっき、今回のワークショップを発案したカヨさんが試作品を作り始めました。「ヒヒヒ」って声が聞こえてきそうな顔してる~!(笑) 一見固そうに見えますが、力要らずでサクサクと切れるようです。


このワークショップを開くために、数週間前からオレンジ色のカボチャを探し回っていたわけですが、理想の大きさのものに出合うまで、なかなか苦労しました。

というのも、このカボチャって食用ではないんです。だから八百屋さんではなく、通常はお花屋さんやホームセンターなどで販売されているんですね。しかし、お花屋さんで買うと1個3,000円以上の値がついていることもあり、とても手が出せません。

紆余曲折を経てやっと、先日、このカボチャを作っている神戸の農家さんに出会うことができました。


農家さんを訪ねると、玄関の前に両手で抱えても足りなさそうな大きなカボチャがごろっと転がっていました(写真下)。これは「アトランティックジャイアント」というカボチャだそう。

余談ですが、農家さんの話によると、毎年小豆島ではカボチャの重さを競うコンテストが開かれていて、日本一になるとアメリカで開催されるカボチャコンテストに出場できるんですって。



カボチャで作ったランタンは、生ものなのでハロウィンまではもたないかもしれませんが、作り方をバッチリ身につけておくと、来年からは自分で簡単に作れそうですよね。朝市で、ひと足早いハロウィン気分を満喫してくださいね。

そうそう、食べられるカボチャも、いつもよりたくさんご用意しています。先週から、むらさき芋も入荷してますよ。お菓子作りにぜひ。


前回好評だったキノコも、いくつか厳選して仕入れてみました。先週買いそびれた方、ぜひ手にとってみてね。



あと「どうやって食べるの?」と質問が多かったパパイヤは、お肉やツナとの相性が良いそうなんです。先日私も購入し、炒め物にして食べてみました。


千切りにしたパパイヤを水につけてあく抜きした後、水をよく切り、千切りしたニンジンと一緒に炒め、しんなりとしたらツナ1缶、だしの素、みりん、塩こしょうで味付けをして出来上がり。沖縄では「パパイヤしりしり(炒め物)」と呼ばれている一品が、おうちで簡単に作れます。

味にクセがなく、炒めてもやわらかくなりすぎず適度な食感が楽しめるパパイヤ。今回も店頭に並ぶ予定なので、気になる方はぜひ手にとってみてくださいね。



アイン朝市に並ぶ野菜や果物は、加古川・稲美・神戸の農家さんから直接仕入れるものが半数を占めています。

例えば、小松菜、水菜、ルッコラ、パプリカ、ハンサムグリーンレタス、トマト、梨などは「この値段でいいの?」と時々お客さんに驚かれるほど、採れたて新鮮で質が良いんです。それもこれも、この朝市の主旨に賛同してくれた農家さんたちが、良心的な価格で仕入れさせてくれるおかげ。(みなさん、いつもありがとうござます!)

また、地元で手に入りにくい野菜・果物は、姫路の卸売市場から仕入れさせてもらっています。こちらも、青果店のお兄さんたちに全国の野菜の流通動向を教わりながら、毎回一押しの野菜・果物を選んでいます。今週末の朝市では、千葉産の土ごぼうや、高知産のすだちなどが初登場する予定ですよ。


アインカフェのトーストセットは、今回限定30食。アイン果樹園のブドウや柿で作ったジャムをぜひ試食してみてくださいね。


アイン朝市では、11月25日から3日間、神戸ワイナリーで開催のアインオープンデパートのショッピングチケット(前売り300円)も販売しています。購入希望の方は、レジでお伝えください。


最後に、見てください!このキノコー!!

今から2年ほど前だったでしょうか。私がまだ普通のお客さんとしてアインオープンデパートに行っていた頃、薪割り体験ができる「ランバージャックス」のブースで、「しいたけの原木作り」ワークショップに参加したんです。

木にいくつか穴を開け、そこにしいたけの菌を埋め込んで待つこと約2年…。先ほど家族から「しいたけ育ってます」と写真が送られてきて、見事しいたけが出てきたことを知りました。待ってよかった。めっちゃ嬉しい!今夜はキノコ祭りだ~。

アインオープンデパートへ行くまで、しいたけの原木栽培が家でできるなんて、考えたこともなかったんですよね、私。あの時、ワークショップを体験してよかったなと、しみじみ感じる秋の夜です。

★アイン朝市の開催場所や出店者の詳細は、こちらのページでご確認ください→http://www.einshop.jp/hpgen/HPB/entries/282.html

2016/10/16

第13回アイン朝市

10月15日(土)のアイン朝市は、これまで開催した中で一番すがすがしく、さわやかなお天気でした。お越し下さったみなさん、ありがとうございました!


今回は珍しいキノコを数種類そろえてみました。実は、キノコの仕入れが決定した翌日、FMラジオから「15日はキノコの日ですね〜」と流れてきたんです。なんという偶然!


ピンクのキノコ「とき色平茸」や、イソギンチャクの仲間のような真っ白いキノコ「山伏茸」などなど、ずらりと並べてみました。


みなさん、不思議なキノコに興味津々。


お買い物カゴの中がキノコでいっぱいになっていたお客さんに「それ、全部召し上がったことがあるんですか?」と尋ねてみると、「初めて見たからどんな味なのか気になって〜」とニッコリ。

素敵やなあ。そんな好奇心とチャレンジ精神。ぜひ食べた感想を聞かせて下さいね。


秋になり、葉物野菜も充実してきました。アイン朝市でおなじみの都倉農園(加古川市)の小松菜・水菜・ルッコラは、すでに「ファンです」と公言する方が何人もいらっしゃいます。特にルッコラファンが多いですね。私も大好き!

いつもおいしいトマトを分けてくださるヤスオ農園(神戸市西区)からは、初めてわさび菜やロメインレタスが登場しました。


毎回ではないですが、時々お目見えするChau's farm(加古川市)のハンサムグリーンレタスも人気です。加古川・高砂市内数カ所にある某スーパーと、アイン朝市でしか買えない希少なレタスなんですよ。


ちなみに、いつも朝市に出店している「ラ プロヴァンス」のフォカッチャサンドにも、このレタスが使われています。気づいた方いるかな〜⁈



果物は梨3種、ブドウ4種、太秋柿、プルーン、みかん、そして今年最後の朝採りイチジクをご用意しました。


朝5時20分に稲美町のイチジク農園へ行くと、まだ真っ暗。そしてものすごく寒くて凍えそうでした。


日が昇るのを待つ間、こんなことがありました。農園を切り盛りする山口さんから「あんた、来年ここでイチジク育てへんか?」とお誘いを受けたんです。「私ももう82やからなあ」と。

静養中の農園主にかわり、山口さんご夫妻が農園のイチジクを守り、育てているわけですが、後継者を探しているとのこと。もし「我こそは」という方がいたら、ぜひ私までご連絡くださいね。


毎回アインカフェでは、網焼きが試せるトーストセットを300円で提供しています。

今回初めて、アイン果樹園でとれた柿のジャムが登場しました。次回以降もご用意しますので、味見してみてくださいね。
 

コーヒーワークショップは、今回サチコさんが担当。


鳴尾浜のアインオープンデパートではピクルスや酵素シロップ作りのワークショップを担当し、この夏はEINSHOP神戸店で試飲・試食会も開いていたので、お客さんの間では「おいしいものをたくさんくれる人」とのウワサがあるとか…!


お客さんといえば、常連さんが神戸新聞の記事をパウチして、2枚も持ってきてくださいました。本当にありがとうございます。大切にしますね。


ハロウィンも近づいてきたことですし、次回の朝市にはこんなカボチャがゴロゴロ転がっているかも…


加古川近郊の方だけでなく、神戸から公共交通機関を駆使して来てくれた方、西宮や神戸から早起きして車を走らせてこられた方など、今回もたくさんの出会いがありました。


また来週、どんな野菜や果物、おいしくて楽しいものとの出合いがあるでしょうか?来てくださるお客さんも、私たちスタッフもワクワクできる市場を目指して、挑戦は続きます。

私は季節の変わり目にちょっと体調崩してしまいましたので、しっかり休んで、火曜からまた動き出したいと思います。みなさん、よい週末を〜♪