2016/09/03

第8回アイン朝市

3日(土)早朝。まだ薄暗い中、軽トラで向かった先は稲美町のイチジク農園。

朝採りのイチジクをみなさんに食べてもらいたくて、〝夜更かしミーナ〟こと高瀬美菜が、朝4時起きして収穫のお手伝いに行ってきました。

目覚ましの電池が切れていたことに、目覚めてから気づく女…(スマホのアラームで起きました)。


5時20分、農園着。半袖姿の私を見るなり「こりゃああかん。腕や手がかぶれてしまうよ」と、八木農園の山口さん。

この日初めて知りましたが、イチジクの葉っぱや、実をもいだ時に切り口から出る白い汁は、肌に付くとかゆくなることがあるんだとか。やっぱりどんな畑に行く時も、長袖・軍手・帽子は必須ですね。


もぎたてをゆっくり味わう間もなく、6時過ぎに市場へ。開店前の1時間は、一週間で一番ドキドキする時間です。

スタッフ3人でありったけの集中力を発揮して、品出しや開店の準備。久々に蒸し暑い朝で、汗が止まらなくなりました。


7時前に来店されたお客さんに、早速イチジクの試食を差し上げると「甘くておいしい!」とにっこり。朝から採ってきてよかった〜!

イチジクはパック入り(4〜5個)だけでなく、今回初めてジャム用も5箱(約30個入り)用意しました。ジャム用は前日の朝に収穫したもので、超完熟。やはりあっという間に完売でした。


見てください、この笑顔。ブドウ大好きな小さなお客さま(写真上)は、山梨産のシャインマスカットを口に入れてニンマリ。

あんまりおいしそうな顔を見せてくれるので、ミーナおばさんは嬉しくてつい、試食をバンバン勧めちゃいましたとさ。

子どもって正直ですよね。おいしいものに出合った時は、いい顔して夢中で食べてる。また来てね!


夏は品薄になる葉物野菜は、先週から少しずつ数が増えてきました。小松菜、水菜、ルッコラはほぼ完売。

小松菜を大人買いしていたご婦人に「お好きなんですか?」と聞いてみると、「普段から野菜をたくさん食べてるの。体にいいものを食べるって、本当に大事なことやから」とのお返事が。

今朝は丹波へ行く前に立ち寄って下さいました。丹波のお蕎麦ってすごくおいしいんですって。行かなくちゃ!


バターナッツなど朝採り野菜を毎週届けてくれる武田さん(写真上、一番左)は、初めは朝市のお客さんでした。

今では配達の後に1〜2時間、お客さんと会話したり接客までしてくださり、スタッフ一同感謝しています!

野菜や果物を作った人の顔が見えるって、安心感が生まれて良いですよね。今日は売り場に生産者の顔写真も掲示してみましたが、みなさん気づかれましたか?

私が一人ひとりお話を伺って、仕入れさせてもらっている皆さんです。また次回見てみてね。


「ブドウ祭り」の今日は、ワイン用ブドウでジュースを作るワークショップを開催しました。


ブドウをミキサーにかけて、ぎゅっと絞るだけという簡単な工程だけど、自分の手で絞って飲むジュースは格別。親子で体験される方が多かったですね。うまくできたかな?


トーストセットのジャムは、昨日急きょ8種類から12種類に増えました。なんだかジャム屋さんみたいになってきたぞ、アインカフェ。


これから運動会や行楽シーズンということで、市場にはお弁当グッズなども登場。


今日はいつも以上に多くの方がお越しくだった気がします。忙しいながらも、市場の活気を全身で感じることができ、みなさんからパワーをいただいたような気分でした。


神戸市西区、高砂、加古川…などなど、初めての方もリピーターの方も、朝早くからありがとうございました! 

「今から神戸の方にランニングしに行くんです」という女性や、「今から山登り」というご家族もいらっしゃいましたね。

アイン朝市から始まる土曜の朝が、この加古川に少しずつ定着してきたのかなと感じた、嬉しい9月のはじまりでした。


朝市の周りの田んぼでは、稲が順調に育っています。新米の季節には、みんなで朝からごはんを味わいたいですねえ。
 

今朝は薪割りお兄さんたちも集結。秋から冬には、この薪を使ったストーブで温もりながら、おいしいものをいっぱい食べましょうね。

さあさあ、食欲の秋がやって来ますよ!みなさんはこの秋、何が食べたいですか?また市場で、お話聞かせてくださいね。チャオ♪