2016/09/21

鳴尾浜で会いましょう!

あらためまして、こんにちは。“ミーナ”こと高瀬美菜です。今年6月末から、ほぼ毎週土曜の午前中、兵庫県加古川市で「アイン朝市」を開いてきましたが、「行ってみたいけどちょっと遠いなあ」という方もたくさんいらっしゃいましたよね。

そんなみなさん、お待たせしました!明日22日(木)から4日間、西宮市の鳴尾浜臨海公園で第11回アインオープンデパートを開催します。


▲今回のアインオープンデパートでは西宮の空、海、芝生をバックにこんな写真も撮れますよ

「アイン朝市」とは内容も規模も全く異なりますが、実はこのアインオープンデパートも、私たちにとっては「市場をつくろう」というプロジェクトの一環なんです。

目指しているのは、年に数回のお祭りのようなイベントではなく、「日本人の生活と人生をいろどる市場」。クリック1つで何でも買えてしまう今の世の中で、あえて市場に足を運び、人と会話し、旬の作物を手にとり、香りを楽しみ、試食を味わってみる。そんな体験の積み重ねが、大げさに言うと「生きててよかった」という実感につながるんじゃないか?

そんな思いから、アインオープンデパートではここ数回、少しずつ青果を扱うブースを増やしてきました。私が担当している「デリシャスアイン」ブース(エリアマップのF1)もその1つです。

▲今年6月に鳴尾浜で開いた第10回アインオープンデパート「デリシャスアイン」ブースの様子

鳴尾浜臨海公園に到着したら、まずは「正面ゲート」で事前に購入したショッピングチケットを見せる、または購入し(当日400円、中学生以下不要)、入場していただくのですが、「デリシャスアイン」ブースは正面ゲート入ってすぐの場所にあります。

今回の目玉は、アイン果樹園(神戸市西区)で採れたばかりの柿。昨日、「早秋(そうしゅう)」と「太秋(たいしゅう)」という2種類の柿が6箱ほど届きました。


上の写真は「早秋」。その名の通り、9月から収穫できる極早生の甘柿です。前回のアイン朝市でも販売しましたが、ややかためのものを切っても十分甘く、鮮やかなオレンジに色づいたものは、軟らかくてトロトロでした。

下の写真は「太秋」。柿に詳しいスタッフの話によると、この太秋って立派なものだと百貨店で1個1,000円前後で売られているんですって。

普通、果物の表面にひびが入っていたら敬遠してしまいますが、この柿は糖度が上がった部分に細かいひび割れのような筋が入るという特徴があるそうです。

果実の大きさは早秋より大きめ。早速試食してみると、青いものでもしっかりと甘みがあり、果肉が梨のようにさくさくとしていました。こりゃあ、うまい!

▲太秋柿。ひびがあるものはおいしさの証。敬遠しないでぜひ食べてみてね

皮をむいて普通に食べるだけでも良いですが、柿って料理にも使えるのをご存知ですか?例えば、スライスした柿をカマンベールチーズに乗せて、ちょっとしたおつまみに。ゆでたサツマイモやクリームチーズと混ぜてサラダに。そう、柿は乳製品との相性が良いようなんです。

あと「柿が赤くなれば医者が青くなる」という諺(ことわざ)があるように、ビタミンCが豊富に含まれ、栄養価が高いことでも知られています。ぜひ手にとって、旬を感じてみてくださいね。


店頭には他にも、ぶどう、イチジク、みかん、国産レモンなどの果物や、秋ナス、葉物野菜、じゃがいも、淡路産のタマネギなどが並ぶ予定です。先日の台風の影響で仕入れが難航していますが、できるだけ季節の野菜・果物をそろえられるよう、がんばります!

そのほか、アイン朝市で人気の乾物やお菓子もたくさん持っていきますよ。私の一押しはこのゼリー。果汁100%だから味がとっても濃くて、冷凍すると長期保存もできちゃう。しかも、中に本物の果物が入っていそうなユーモアあふれるパッケージもたまりません。箱ごと冷やして、運動会やピクニックに持っていくのもいいかも!

▲1箱にゼリーが20個以上入っています。フタを開けた時に見える、中の袋もかわいいんです

もう1つの一押しはこれ。最近完成したばかりの「赤ワインのぶどうジャム」です。生食用のぶどうよりも甘みがぎゅっと凝縮されたワイン用のぶどう(メルロー)に、イチジクを加えてまろやかな風味に仕上げています。アイン朝市でトーストセットを召し上がった方は、もう味見されましたよね?



実はこの赤ワイン用のブドウ、アインオープンデパートでもみなさんに味わっていただきたく、こんなワークショップを企画しました。


【ワイン用ぶどうを使ってシロップを作ろう】
珍しい赤ワイン用のぶどうを使って酵素シロップの下ごしらえをしよう。オシャレなWECKの瓶に詰めてお持ち帰りいただけます。できたシロップは炭酸で割ったり、ヨーグルトにかけたりして楽しめます。
開催日時:4日間全日(所用時間10分程度)
参加費:1,800円(材料費含む)
開催場所:F1 デリシャスアインブース


教えてくれるのは、EINSHOPのおいしいもの担当・サチコさんです。もう1つ、こんなワークショップも開きますよ!


【夏野菜の簡単ピクルス作り】
色の鮮やかな夏野菜を使って自家製ピクルスを作ってみませんか?オシャレなWECKの瓶に詰めてお持ち帰りいただけます。ピクルスの液から作る本格的なワークショップです。※包丁を使います。
開催日時:4日間全日(所用時間20分程度)
参加費:1,500円(材料費含む)
開催場所:F1 デリシャスアインブース


このピクルス作りで使うパプリカは、加古川市の隣、稲美町でパプリカとトマトを生産している農園「花房ファーム」のもの。このブログで何度も書いていますが、国産のパプリカは作っている農家さんが少なく、とても希少なんです。今の時期は甘みも増しているので、きっとおいしいピクルスが作れるはずですよ。

いずれのワークショップも数量限定。材料がなくなり次第終了しますので、「体験してみたい」という方、ご来場はお早めに。

▲海の向こうに日が沈んでゆく鳴尾浜。リゾート気分が味わえる最高のロケーションです

お伝えしたいことがたくさんありすぎて、つい長くなってしまいましたが、ただ今絶賛準備中のため、この辺で終わりたいと思います。

心配していた台風も過ぎ去ってくれましたしね。きっと素敵な4日間になるはず。にわか雨もあるかもしれませんが、秋が深まりゆくのを肌で感じながら、9月のひと時を一緒に楽しみましょう。明日から毎日4時起きで、夜更かしミーナは毎晩ドキドキですが、みなさんに会えることを楽しみに眠りにつくことにします。

それでは明日から4日間、鳴尾浜で待ってまーす!

★アインオープンデパートの詳細・アクセスはこちらをご覧下さい。
http://www.einshop.jp/special/einopendepartment/info.shtml