2016/08/25

8月最後のアイン朝市&夜市

加西産のブドウ、稲美産のブルーベリー、山形産の桃。アイン朝市を始めてから、季節の野菜や果物を味わう機会がぐっと増え、「幸せやな~」と感じる瞬間も増えました。

仕入れを始めるまで気づかなかったけれど、野菜や果物にはやっぱり「一番おいしい旬」というものがあるんですよね。そしてそれは、思っていた以上に短かいものです。


トウモロコシと同じく「朝採りがいい」と言われるイチジクは、8〜10月が旬。まさに「今食べなきゃいつ食べる?!」という果物です。


先週、前から気になっていた稲美町のイチジク農園を尋ねた時、入院中の園主にかわって農園を任されているという山口さんご夫妻が、毎朝5時半からイチジクを収穫しているという話を聞きました。

「おいしそうなのをもぎって食べていいよ」と山口さん。遠慮なくいただくと、もぎたては実にハリがあり、新鮮そのもの!

「いっぱい買いたいけど、一気にたくさん食べられんしなあ」とぼやいていたら、山口さんが「凍らして食べてもおいしいよ」とおっしゃるので、「30個入り1箱買います!」と即購入。

冷凍したものを半解凍して食べてみると、濃厚なシャーベットのようでした。毎日1個ずつ食べるのが、最近の楽しみです。


このイチジク、みなさんにもぜひ味わっていただきたく、今週末の朝市で販売させてもらうことになりましたよ〜!

なんと、当日の朝5時半から、アインスタッフ・住徳さんが農園の方と一緒に収穫。到着は7時を少し過ぎてしまうかもしれませんが、届き次第、試食・販売をスタートします。

果物は他に、梨やブドウ、スモモも入荷予定。季節の移り変わりに合わせて収穫される品種も変わっていきます。お気に入りの味に出合えるといいですね!お楽しみに。

先週に引き続き、フレッシュグループ淡路島の野菜も届きます。ルッコラ(セルバチカ)、人気のリーフミックス、スティックパプリカ、ピーマンなど、カラフルな野菜が勢ぞろい。

そうそう、最近「小松菜ある?」と聞かれることがたびたびあったので、都倉農園(加古川市)さんの小松菜、水菜も久々にご用意しますよ。味が濃くて新鮮な都倉さんの野菜、お待ちかねのみなさん、この機会にぜひ。


ズッキーニの兄弟のような韓国かぼちゃを朝採りし、時々持ってきてくださる加古川市の武田さん(写真上)には、先週からバターナッツというかぼちゃも仕入れさせてもらっています。

武田さん、先週は塩ゆでしたバターナッツと韓国かぼちゃのサラダを持って朝市に来てくれました。しかも接客までしてくださる(笑)。作った方とお客さんが出会える朝市って、いいもんだなと感じた瞬間でした。


トマトケチャップやピューレに続き、最近トマトジャムを新発売した高見農園(加古川市)さん。早速、スタッフみんなでジャムを試食してみると「トマトジュースみたい!」「塩気のあるクラッカーにあいそうやね」との感想が。みなさんも、どんな味か気になってきたでしょ?

というわけで、今回のアインカフェでは、自分でトーストしたパンに、好きなジャムを塗って味わえる「トーストセット」(限定20食、500円)を用意。

トマトジャムやミルクジャム、神戸の果樹園「甘果園」の果物ジャム数種などを少しずつ全部塗るのも良し、お気に入りを選んで塗るのも良し。ゆで卵、アイスコーヒー又はジュース付きです。


前回に引き続き、オリジナルのイスが作れるワークショップも開催します。イチジクの収穫を終えたばかりの住徳さんが、手取り足取り教えてくれるはず!

そして朝市が終わった数時間後には、初めての夜市を開いちゃいますよ〜。18時半から20時半頃までの予定です(天候等の事情により、オープン時間・内容に変更が生じる場合もあり)※18時から21時頃まで営業します(26日9時追記)

今日は夜市運営メンバーが、シュミレーションを行いました。やっと涼しくなってきた18時過ぎからアインファームの草刈りをして、19時半頃に会場を見に行くと、なんにも売り物がないのにライトがきらめいているというだけで、なんだかワクワク。


デザイナーのかよさんは、夜市ならではの「LEDキャンドルライト絵付けワークショップ」(1000円)を準備中。この絵付け、簡単にできるそうですよ。

ビールやワイン、ソフトドリンク、ちょっとしたおつまみやアイスクリームなどを味わいながら、みんなで夏の夜を満喫しましょう!

最後に今日のアインファームを。草むらの中でたくましく育っているのは丹波の黒豆。暗闇でゴソゴソと草刈りする怪しい女がいたら、それは私です…

それでは土曜の朝、そして夜にお会いできるのを楽しみにしています!