2016/07/29

イマドキの仏花

夏真っ盛りですねえ。みなさん、旅に出る予定はありますか?
私は今週アイン朝市がお休みのため、車を走らせ熊本県の天草を訪れる予定です。ここ数年会えていなかった祖母が先日入院したので、お見舞いに。そして、祖父のお墓参りもしてこようと思っています。

熊本を訪れるのは6年ぶりかなあ。なので、祖父のお墓に参るのも久しぶり(じーちゃん、ごめん)。お墓をきれいに掃除して、きれいなお花を供えたいんですが、さて。一体どんなお花を持っていったらいいんだろう?


▲お盆の時期、墓参り用の仏花(ぶっか)によく使われるという「りんどう」

いつも関西で親戚のお墓参りをする時は、お墓の近所にあるよろず屋さんで手頃な花を買って行くんですが、それは黄色や白色の菊がメインのよくある仏花。

ところが、周りのお墓に目をやると「え、これが仏花?おっしゃれー!」と見とれてしまうものも多いのです。どんな花を供えても、仏さんは細かいことなんて気にしていないとは思うんですけどね。せっかくなら故人が好きだった花や色、「生きていたら喜ぶかしら?」というデザインの花束を供えたいもんです。

というわけで、探してみました。「お墓といえば」という概念を覆す、今どきの洋風仏花を。

▲洋風仏花の一例。白とピンクのカーネーション、オレンジのユリ、りんどう、ドラセナがセットに

このまま玄関先とかリビングに飾れちゃいそうな雰囲気でしょ?花の卸売業者さんに聞いてみると、今、こういう洋風の仏花が流行っているそうです。ヒペリカム(写真下)を組み合わせると、かわいらしい雰囲気になるんやろうなあ。



私のように「久しぶりにお墓参りに行くよ」というみなさん。お盆のお参りには「ご無沙汰しちゃってごめんね」の気持ちを込めて、仏さんも驚くモダンな仏花をお供えするのはどうでしょう?

8月6日(土)のアイン朝市では、限定40束(数は変更の可能性あり)でオリジナルの洋風仏花を販売しますよー!できるだけ手頃な価格で販売できるよう、頑張りますからね。

詳しいことはまた来週お伝えしますが、朝市帰りにそのままお墓参りや帰省ができるよう、お掃除グッズやちょっとした手土産、果物なども多めにご用意できればと思っています。

週末みなさんに会えないのはちょっぴり寂しいですが、どうかお元気で!熊本、元気に行ってきます。

2016/07/27

トマトに飽きるにゃまだ早い

先週のアイン朝市で、たくさんご用意していたトマトたち。あの日、お客さんと一緒に全部試食してみたんですが、のどが渇いている時のトマトって、なんでまああんなにおいしく感じるんでしょ。



「トマトはフルーツ感覚で食べちゃう」と話してくれたお客さんもいました。その気持ち、今すごくわかります。家に帰るとミニトマトをパクパク。でも毎日食べていると、ちょっぴり飽きてくるのも確かなんですよね。

そこで変化球を投げ、「セミドライトマトのオイル漬け」を作ってみることにしました。以前、デザイナーのかよこさんが作ってきてくれた時、みんなで味見し、あまりのおいしさにノックアウトされた一品です。



朝市でお配りしているレシピを見ながら作ってみました。思っていたより簡単!


野菜って乾燥させると甘みが増すとは聞いていましたが、セミドライトマトは酸味もあるので、甘さがより引き立つんですよね。一口食べ出したら本当に止まらない。作ってから数日置いておいた方が味に深みが出るとはわかっていながら、3分の1くらいすぐに食べちゃいました。

先日もミニトマトをたくさん買ったので、早速2瓶目を作成。瓶に入りきらなかったセミドライトマトは、チャック付きの袋に入れて冷凍しておきました。クラッカーの上に、クリームチーズとセミドライトマトを乗せてワインのおつまみにすると絶対おいしいはず。(あーおなか空いてきた…)


大きなトマトも、毎日切って食べるだけだと飽きてしまいますよね。この前の朝市でも「トマトをたくさんもらって使い道に困っている」という声がありました。

私はそのまま食べるか、サラダ、ラタトゥイユ、トマトと卵の炒め物…くらいしかバリエーションがありませんでしたが、スタッフの中には「いつもトマトソースを作るよ」という人もちらほら。

先日、その中の一人、スタッフのえりさんが手製のトマトソースをおすそわけしてくれたので、休日のお昼にトマトソースパスタを作ってみました。

ズッキーニと豚の細切れ肉を炒めて、トマトソースを加え、前回のアインオープンデパートで購入した「伊予西条バジルペースト」(愛媛県の農家「peakfarm」さんが販売)を入れると、本格イタリアンの出来上がり。トマトの旨みがぎゅっとつまったこのソース、今まで食べた中で一番感動しました。ハンバーグにかけてもおいしそー!

【えりさん直伝 トマトソースの作り方】✴︎冷凍保存可能
1、ニンニクとタマネギを炒め、多めの塩で味付けする
2、湯むきしたトマトをカットして、1の鍋に入れて煮込む(灰汁をこまめにとる)
3、水分量が半分くらいになったら出来上がり

この後、自分でもトマトソースを作ってみましたが、トマトと同量のタマネギを入れてしまったので、トマト風味のタマネギソースのようになってしまいました。濃い目に作るには、完熟トマトを使うことと、タマネギは少量にするというのがポイントのようです。

「トマトをそのまま食べるのにはもう飽きちゃったよー」という方、セミドライトマトやトマトソース作りにぜひチャレンジしてみてくださいね。簡単なのに、トマトの奥深い旨みが堪能できますよ。みなさんの好きなトマト料理も教えてください。待ってまーす!


2016/07/25

第4回アイン朝市

7月最後のアイン朝市。お越しくださったみなさん、どうもありがとうございました!暑い暑いとはいえ、会場はなかなか風通しが良く、思っていたよりもさわやかな朝を過ごしていただけたのではないでしょうか?

打ち水をしてみなさんをお出迎えしていたのは、我らが社長・岡本篤。ある時はキコリ、ある時はピザ焼き職人。薪割りや薪ストーブ「暖助(だんすけ)」にご興味ある方は、社長に何でもお尋ねください。



朝6時、軽トラで会場の横を通ると、すでに1台の車がスタンバイ。震災復興のボランティアのため熊本を訪れていたご夫婦が、仙台へ戻る途中に立ち寄ってくださったのでした。また、オープンと同時に、先週も来られた大阪のカップルが来店。いやー、みなさん朝早くから本当にありがとうございます!


今回は朝8時頃から、スイカ・メロン・桃・ミニトマト・ブルーベリーなどの試食を行いました。とみたファーム(稲美町)さんの黄色のスイカ、いかがでしたか?みなさんの「あまーい!」という声を聞くたびに、1人でにんまりとしていたミーナです。

今回のように、タイミング良く完熟になったものを試食としてご提供できたらいいんですが、果物は「2~3日後が食べ頃だよ」というものも多いんです。なので、毎回こんなにたくさん試食を出せないこともあります。その時はごめんなさいね。でもできるだけ、その場で食べられるものは味見していただけたらと思っています。

野菜でも「これどんな味?」と気になるものがあれば、その場で切って試食できるようご用意しますよ。この朝市で「遠慮」の文字は無用。「会話しながら買う」という市場ならではの楽しみを目一杯満喫して帰ってくださいねー!


いつもトマトが人気なので、多めに仕入れていたんですが、あれれ?みんな「今日はトマトはええわ」と顔に書いてある。気になって聞いてみると「家でトマト作ってるねん」という方や、「最近毎日のようにトマトをもらって、使い道に困ってる」という方がいっぱい。

そうですよねー。加古川の、特にこの平荘地域のみなさんは、「道を歩けば野菜がもらえる」という冗談が通じるくらい、畑をしている人が多いのです。そんな中で八百屋をしているのですからね。私たち、かなりのチャレンジャーですよ。


でもね、手ごたえも感じています。畑をしている方は、見るポイントが違うんです。珍しい品種や、自分で作ったことのない(作れない)野菜には、とっても興味を示してくださるのですよ。

この日、スタッフの間で以前から「おいしいレタスがあるねん」と話題になっていた、水耕栽培の「ハンサムグリーン」を仕入れていたんですが、畑仕事に精通しているみなさんはちゃーんと注目してくれました。そしてお買い上げ。毎度ありがとうございます!



このレタス、別名「フリルレタス」とも言いまして、その名の通り、葉の先がこんな風にフリフリになっています。だからドレッシングが絡みやすい。ハウスの中での水耕栽培なので、虫対策の農薬をほとんど使う必要がなく、えぐみや苦味も少ないのでマイルドな味わいが楽しめます。しかも、驚きのシャキシャキ感。次回も仕入れる予定なので、一度味わってみてくださいね。



先日のブログで紹介していた「韓国かぼちゃ」はこちら。本当はもっと小さな頃、キュウリくらいの長さで収穫するものなんですが、この日はあえて、大きく育ったものも届けていただきました。

畑をしている人なら、ズッキーニやキュウリなど、夏野菜がどんな勢いでどれくらい大きくなるかご存知ですよね。普通なら店頭に並ばない野菜のいろんな姿を見てもらうことも、少しずつこの市場でできたらいいなと思っています。



韓国かぼちゃをお買い上げのみなさん、私は家でラタトゥイユを作る時、ズッキーニのかわりにこのかぼちゃを使ってみました。火を通すと中がトロッとやわらかくなり、なかなかおいしかったですよ。朝市で購入した野菜・果物で作ったお料理、もし良ければインスタグラムで「#アイン朝市」とハッシュタグをつけて投稿し、見せてくださいね!

余談ですが、韓国かぼちゃのレシピにこっそり登場していた韓流スターの名前、耳打ちしてくれたお客さんがいました。カムサハムニダ(ありがとうございます)。正解は「韓国のマイケルジャクソン」と称される、JYPことパク・ジニョンさんでした。わかった方、他にもいたかな?


お菓子コーナーも密かににぎわっております。特に、いろんなナッツが小袋に入った「サックリ木の実」は、リピーターが多い人気商品。次回たくさん仕入れておきますね。


今回から始まった「風鈴ワークショップ」は「夏休みの工作の宿題にぴったり」という感想をいただいています。次回の朝市でも行う予定ですよ。私も大人の朝活、一緒にしたいなあ。



フードメニューにも新たな動きが!EIN CAFE(アインカフェ)、フレンチレストラン「ラ・プロヴァンス」さん、「CAFE MEME(カフェメメ)」さんに加え、今回は「たい焼き もりた」さんが来てくれました。

焼きたてをほうばるのも幸せですが、私はクリーム味のたい焼きをいっぱい買って冷凍し、欲しい時にトースターで数分あたためる食べ方が気に入ってます。外はあったかいのに、中のクリームはひんやり冷たくて、夏のおやつにぴったりなんです。あー、食べたくなってきた!


今回の朝市は、これまで「テントの下で何やってるんやろ?」と様子を伺っていた地域のみなさんがたくさん足を運んでくださったこと。それがとても良かったなと感じました。

近隣の方から遠くの方まで、老若男女が土曜の朝に集い、会話を交わして同じ時を楽しむ。そんな空間ってありそうでなかったし、何度朝市を開いても「楽しかったなあ」という余韻が残ります。



朝市の会場で「久しぶりに知人と再会した」という人がいたり、農家さんとシェフとの交流が生まれたりしていることを思うと、私もすてきな野菜王子に出会えちゃったりして…!幸せな妄想はふくらむばかりです。

さて次回のアイン朝市は、8月6日(土)7〜11時の予定です。ちょっぴり日焼けした顔で、またお会いしましょう。みなさん良い夏を〜!

2016/07/21

7月最後のアイン朝市

最近知人に大量の赤紫蘇をもらい、深夜に延々と葉をちぎって洗い続けたミーナです。おいしい紫蘇ジュースいっぱい作るぞ~!

さてみなさん、突然ですがこれは一体何という野菜でしょう?


ズッキーニのようでもあり、太いキュウリのようにも見えるこれは「韓国カボチャ」。韓国では「エホバク」と呼ばれ、チゲ(味噌汁)やジョン(チヂミ)、ナムル(和え物)など、さまざまな料理に重宝されています。

前回のアインオープンデパートにお越しくださった加古川在住の武田さんという女性が、この韓国カボチャを作っているということで、先日畑を見学に行ってきました。

「採りたては薄くスライスすると生でも食べられますよ」と言って、アイン朝市で購入されたヤスオ農園(神戸市西区)の王様トマトと一緒に出してくれた一品がこちら。キュウリほどの水分はないけれど、みずみずしくて軟らかく、クセもなくて淡白な味わいです。だからどんな料理にも合うのね。


帰宅後、早速このかぼちゃを使い、とっても簡単な韓国料理を作ってみました。火を通すとズッキーニより実がトロッとやわらかくなる感じがします。このかぼちゃ、ぜひ味わっていただきたく、数量わずかですがいくつか仕入れることにしました。

デザイナーのかよこさんがレシピを作ってくれたので、ご興味ある方はぜひ調理してみてくださいね。ちなみに、このレシピに登場する韓流スターが誰かわかった方は、市場でそっと私に耳打ちしてください。ささやかですが、何か特典を考えておきまーす!


先週初めて高知産のパプリカを販売しましたが、稲美町にパプリカを作っている農家さんがいらっしゃるということで、早速仕入れさせていただくことに。



パプリカとトマトを生産している「花房ファーム」さん。新婚ホヤホヤの花房さんが作るお野菜、どうぞお味見を!



同じく稲美町の石見農園からも、今収穫まっさかりのメロンが届く予定です。石見さん(写真下)のお父さんが作ったメロンがアイン朝市で購入できるのは、今週限りかも。






すっかり朝市のおなじみとなった「すもも」「桃」「ブルーベリー」は、みなさんもう召し上がりましたか?


神戸市西区の果樹園「甘果園」の松下さんご夫妻が、手塩にかけて育てている果樹たちです。来月には、また新たな果物が登場するかも?

ご夫妻のこの笑顔、大好きなんですよね〜。仕入れに行くのが毎回楽しみな果樹園です。



今回の裏テーマは「果物祭り」…ということで、果汁100%の果物ゼリーもご用意しています。ひんやりと冷凍した1個売りとは別に、箱ごとでも買えるようにしましたよ。

これ、箱の中までユーモアたっぷりのデザインなんですよね。夏のお土産にいただくと、テンション上がるー!


さて、朝市情報はこれくらいにしておきますか!他にも夏の食卓を彩る食材を仕入れてます。お楽しみに。

最後に、最近のアインファームをご覧下さい。梅雨があけ、畑の草が一気に伸び始めました。ここ、草むらじゃないよ。畑だよ。


ズッキーニとカボチャは、ようやく違いがわかるようになってきました。これはズッキーニ。お花も食べられるという噂です。

20日(木)は満月でした。19時30分頃、草刈りが終わって帰る時には、夜空に大きなお月さまが。夜の畑は意外に涼しい。


さあさあ、今週土曜は7月最後のアイン朝市。みんなでいい朝過ごしましょ〜!

2016/07/19

よしこさんのこと

アイン朝市に2週続けて、よしこさんという女性が手伝いに来てくれていました。

▲第2回アイン朝市の様子。右から3人目がよしこさん

まだ始めたばかりの市場なので、正直なところ人手が多いのは助かるし、アインオープンデパートも何度か手伝ってくれている方だから、私たちスタッフは「ありがたいね~!」と心の底から喜んでおりました。

▲薪割り結社「LUMBER JACKS」のメンバーでもあるよしこさん。第9回アインオープンデパートでは、薪割りワークショップを手伝いに来てくれました

でもね。よしこさんのお家、京都なんです。京都の山科。加古川までは電車で約2時間かかります。しかも加古川駅から乗り換えて日岡駅で下車、そこから約30分かけて市場まで歩いて来るという…。そこまでして無償で手伝いに来てくれるとは、一体どーした?よしこさーん。

「私、事務職やから人と話すことが少なくて。体動かしたり、人と会って話すのが好きやから、来てみたかってん」

そう言って微笑む彼女は、朝市でせっせと試食用のトウモロコシを切っては、お客さんに勧めてくれていました。よしこさんがいてくれたおかげで、私は心に余裕を持ってお客さんと会話ができたし、片づけも早く終えることができたのです。

でも、まさか2週連続来てくれるとは!だってやっぱり遠いよ?京都から加古川。愛しい彼に会いに来る、とかそんなんやったらわかるけど、たった数時間の朝市のためにわざわざ始発で。

「いいの、いいの。朝市めっちゃ楽しいから~」

最後までにこやかな表情で、お昼過ぎまで私たちを手伝ってくれたよしこさんは、疲れた顔一つ見せずに京都へ帰ってゆきました。

「遠い」「朝早い」「交通費がかかる」など、行かない理由になり得る事柄を全部吹き飛ばし、「楽しそうだから行ってみたい。一緒にやってみたい」と思わせてしまう何か。少なくともよしこさんには、その何かが、アイン朝市の中に見出せたということなんでしょうね。

前にこのブログで、「私は早起きが苦手だけれど、朝に楽しいことが待っていると起きられる」ということを書きました。お客さんたちも一緒なのかな。土曜の朝7時にあんなにたくさんの人が、きれいに身支度を整えて市場まで来てくれるなんて。

何を「楽しい」と思うかは人それぞれですが、きっとこの朝市には、早起きしても行きたくなる何かがあるのかもしれない。まだうまく言葉にできないけれど、よしこさんやお客さんを見ていてそう思うのでした。

遠くから来てくれて、本当にありがとう!よしこさん。


2016/07/17

第3回アイン朝市

なんとか晴れてくれました。第3回アイン朝市。お越しくださったみなさん、ありがとうございました!

きのうは7時オープンと同時にお客さんが押し寄せ、品出し途中の私は嬉しいやら、焦るやら。フェイスブックなどで「朝どりトウモロコシの到着は8時頃」とお伝えしていたけれど、知らなかった方はお待たせしちゃいましたね。でも、誰も嫌な顔一つしなかったなあ。

一番乗りのお客さんは、なんと大阪からお越しでした。神戸ワイナリーの「アインオープンデパート」に来られたことがあるそうで、今度はわざわざ加古川まで。いやーありがたい。ちょっと遠いけど、ドライブがてらまた遊びに来てくださいね。






8時頃、みなさんお待ちかねの朝どりトウモロコシが到着。前回は3Lサイズが中心でしたが、この日は4Lという特大のトウモロコシがたくさん届きました。やったー!手に持つとずっしり重い。これは食べごたえありそうだ。



試食してみると、前回より甘さが増したように感じましたが、2週連続買いに来てくださったみなさん、いかがでしたか?

生のまま食べるほか、蒸したりゆでたり、レンジでチンしたり。私の食べ方はいつもワンパターン。お客さんの中には、きっとお料理上手な方がたくさんいると思うので、「朝市で買った野菜でこんな料理作ったよ」という声もぜひ聞かせてくださいね。



このトウモロコシを収穫し、届けてくれた小山ファーム(稲美町)の小山さん(左から2人目)、2週連続ありがとうございました!今年の本格的な収穫はこの日が最後だったそうです。朝市が終わった後、空っぽになったカゴを返却しに小山さんの農園に行くと、なんだか夏の終わりみたいな気持ちになってしんみりしちゃいました。梅雨明けもまだやのに。

でもね、農園ではもう次の子たちが控えているのですよ。秋に収穫予定だというキャベツの苗が。農家さんたちの心は、もう秋・冬野菜の元へ向かっているんですねえ。


今回は初めてパプリカを仕入れてみました。高知産。好きな人はよくご存じだと思いますが、日本で売られているパプリカって韓国産が多く、国産は希少なんだそうです。値段だけ見ると「なんでこんなに高いん?」と思うでしょ。高いものにはちゃんと理由があるんですよね。

そんな希少なパプリカを作っている農家さんが、なんと稲美町にいらっしゃいました。まだ出来始めだそうですが、今後仕入れさせてもらう予定です。お楽しみに!

そうそう、パプリカは丸ごと皮が真っ黒になるまで焼いて食べると、甘みが増しておいしいそうですよ(EINSHOPデザイナー・かよこさん談)。買われた方、ぜひお試しくださいね。


アイン朝市、おいしいものは何でも売ってます(という風にしていきたい)。スタッフが味見して「これめっちゃおいしー!」とやみつきになったお菓子やおつまみも並べてみました。食いしん坊な私たちが「うまい」というものにハズレはないですよ!いや、ほんまに。

凍らせて持って行った果汁100%のゼリーも、なかなかいい味だったでしょ?「ゼリーは子どものもの」って勝手に思っていたけど、これは大人も満足の立派なデザートですよ。前にも書きましたが、箱のデザインもかわいくて夏のお土産にぴったり。来週は、箱ごと買えるように準備しときますからね。


みなさんいつも両手にいっぱい買ってくださるので、今回から「お買い物カゴ」を用意しました。この写真は、あるお客さんのカゴの中。2袋だけ仕入れていた「つゆあかね」(梅とすももの掛け合わせ)をゲットされました。きれいな紅色のお酒やシロップができるといいですねえ。

実はこのカゴも販売可能です。使い心地を確かめて、気に入ったら買って帰っちゃってください。


朝ごはんもだんだん充実してきました。EIN CAFEのホットドックに加え、加古川市上荘町都台にある一軒家カフェ「CAFE MEME」さんのマフィンや焼き菓子が登場。これ、全部お一人で焼いて持ってきてくれました。暑い中の出店、どうもありがとうございました!


加古川市平荘町にあるフレンチレストラン「ラ・プロヴァンス」のシェフ、土居さんも手の込んだパン3種や焼き菓子、スープを携えて来てくれました。見てください、朝から手羽元入りの本格ミネストローネですよ。トウモロコシ農家の小山さんがお買い上げのところをパチリ。



これが噂の薪ストーブ「暖助(だんすけ)」。先日、社長宅でみっちり研修を受けた成果を発揮し、この日カフェ担当だったさちこさんが、メラメラと火を燃やしてくれました。

ミネストローネをつぐ土居さん、とっても涼し気に見えますが、ストーブ周辺はかなり暑いっす。冬はそばにいたいけど夏は遠くから眺めるだけでいい、そんなだんすけ君です。


昨日は急きょ、希望者に綿の苗をお分けすることにしました。加古川で育てた綿で靴下など綿製品を作ろうと活動する「かこっとんファームプロジェクト」ってご存知ですか?私は今年初めて知り、5月に志方で綿の種まきを体験してきました。

そのプロジェクトの代表・鷲尾さんが朝市に来られ、綿の苗をくださったのです。「子どもたちと植えよう」と持ち帰られた方、もう植えました?大きく育ちますように。


3連休にバーベキューが楽しめるようにと思い、限定セットを用意していたんですが、これちょっとわかりにくかったかな。1,500円相当のヴィンテージバケツと野菜数種のセットで1,800円だったんです。こう書くとお買い得に見えるけど、最初書いてなかったもんね…。でもこういうこと、また懲りずにみんなで企画します。次は何しよう?

 

アイン朝市では男性の姿もよく見られます。女性でにぎわう雑貨屋さんだと居づらいかもしれないけど、ここ、老若男女が集う市場ですからね。ゆっくりお買い物楽しんでいってください!


サイズが合えば、ここでおニューのサンダルに履き替えて、そのままお出かけすることもできますよ。なんてったって朝7時から開いてますから〜!


今週からスイカとメロンも登場しました。スイカはちょっと珍しい黄色の「サマーオレンジ」です。メロンを買われた方、まだ少し硬いと思うのでお尻の部分が軟らかくなってから、食べる直前に冷蔵庫へ入れて召し上がってくださいね。



2週続いたトウモロコシ祭りが終わり、ちょっぴり切なくなった気分を吹き飛ばすため、夜は焼肉を食べに行ってきました。朝5時起きやったのに疲れるどころか、夜にお出かけする元気があったのはなぜでしょう。

暑さにやられたり雨に打たれたり、その中で身体を酷使して朝市の準備をするのは楽なことではないけれど、いつも終わった後は「なんかええなあ、こういう朝」と思えるんですよね。回を重ねるごとに顔なじみのお客さんができたり、この朝市がなければ出会わなかったかもしれない人たちが集う瞬間に立ち会えたりするからかなあ。

「ブログ読んでますよ」って言ってくれたお客さん、私もお顔ばっちり覚えてますよ。またお待ちしてます。次はスイカにメロン、桃、ブルーベリー。夏の果物いっぱい集めて、果物祭りやっちゃいますかー!(注:ミーナの勝手な妄想です)

2016/07/14

3連休はBBQ!

さあ、もうすぐ3連休。みなさん何かご予定はありますか?「まだ何もないよ~」というそこのあなた。土曜の朝はアイン朝市へおいでませ!

先週大人気だった朝どりトウモロコシは、おもいきって200本仕入れることにしました。小山ファーム(稲美町)のトウモロコシが登場するのは今週までですよ。次に採れるのは来年の初夏。

朝どりにこだわらなければ、缶詰や真空パックのトウモロコシが年中スーパーで買えますが、採れたてを味わえるのは、一年のうち今だけ。そう考えると旬のおいしさを楽しめる時期って本当に短いもんですねえ。生のトウモロコシの果物みたいな甘さ、ぜひ体験しに来てくださいね。



トウモロコシも大好きですが、私、焼肉も大好きなんです。それも外で、煙にいぶされながらワイワイガヤガヤとした雰囲気の中で食べるのが好き。でもなかなかそんな機会がなく、「1人で焼肉食べに行っちゃおうかな」と思っていた矢先、スタッフみんなで薪ストーブ研修を受けることになりました。

いつもアイン朝市で、「暖助」という薪ストーブが活躍しているのをご存知でしょうか?私はずっと「でんすけ」と呼んでいましたが、正しくは「だんすけ」。ピザを焼いたりトウモロコシを茹でたりするほか、鉄板や網を置くと、こんな風にバーベキューもできちゃう優れもの。だんすけ、かっこいい!


研修後の食事タイムでは、スタッフが作ってきてくれた「セミドライトマトのオイル漬け」がおいしすぎて、みんな「どうやって作るの?」と興味津々。オーブンでじっくり焼いたトマトの旨みはもちろんのこと、ストーブで軽く焼いたパンをオイルに漬けて食べると最高でした。

その翌日、こんな素敵なレシピが完成!やること早いよ~EINSHOPスタッフ。「セミドライトマトのオイル漬け」に加え、前々回の朝市で問い合わせの多かった「すももとキウイの酵素シロップ」のレシピも作っちゃいました。トマト、すもも、ヤングコーンをお買上げの方に1部ずつ差し上げますよ。



トマトといえば、先週から高見農園(加古川市)のトマトケチャップとトマトピューレの販売を始めました。完熟に近い状態で収穫した高見さんのトマトは、とっても甘いと評判で、ファンも多いのです。このケチャップ、休日の朝にこんがりと焼いたウインナーにつけて食べると、幸せな気分になるんですよね。

高見農園のトレードマークは、フタに貼られた双子のお子さんのシール。「子どもたちが喜ぶ日本一のおいしいトマトを作るぞ」という思いが込められています。試作段階では、この双子ちゃんも大活躍。全国から取り寄せたケチャップを親子で味見して研究し、子どもも大人も納得できる1本が完成しました。

添加物は一切入っていない、手作りそのものの味わいです。朝市では試食もできますよ。気軽にお声かけくださいね。



フレッシュなトマトもご用意して待っています。写真(下)は、先週から仕入れさせていただいているヤスオ農園(神戸市西区)の王様トマト。


こちらがトマト王子(勝手に命名)の安尾さん。昨年の秋、三ノ宮で開かれていたマルシェで出会い、「王様トマト」という名前に惹かれ、収穫の始まりを心待ちにしていました。

今年4月の第9回アインオープンデパートに出店してくださった時は、あっという間に完売。「あの時買い損ねたよ」という方、ぜひアイン朝市へ。


まだまだお知らせしたいことは盛りだくさんですが、市場では「今日は何があるかな?」と宝探しをするような気持ちを楽しんでいただきたいので、このへんにしておこうかな。

最後に、今回の朝市では3連休にバーベキューが楽しめるよう「BBQ(バーベキュー)セット」を限定販売します。購入してくださった方には、「最近バーベキュー検定に受かりました」という青果店のお兄さんに聞いた、「バーベキューで野菜をもっとおいしく食べるコツ」もお伝えしますよー!



今週もお天気が崩れそうですが、ひどい嵐でない限り、雨でもやります。スタートは朝7時。トウモロコシの到着は8時前後の予定です。みなさんにお会いできることを楽しみにしています!